アメリカと日本のトイザらス

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郊外に大型店舗を構えるトイザらス。

その発祥であるアメリカトイザらスが、アメリカとプエルトリコの全735店舗を閉店しています。

 

これはなかなかに衝撃なニュースでした。

それだけ店舗がありながらも倒産してしまうのかとか、それだけの店舗を閉店させるにはいったいどれだけの期間と費用がかかるのだろうかとか。

 

日本でも全盛期に比べると、さすがに売り上げは落ちていることでしょう。

ちなみに資本が別になるため、日本でも閉店ということにはならないようです。

それどころか、今後も店舗を増やしていく方向にあるとか。

 

おもちゃにかぎらずですが、アマゾンや楽天といったネットショッピングが当たり前になった現代、店舗というのは売上をそちらにとられる傾向にあります。

それなのにトイザらスが日本では店舗を増やしていくというのはどういうことでしょう。

 

基本的には郊外の大型店舗ですが、それを中型から小型のものも展開するようです。

商品は少なくなりますが、そもそも商品の数ではどれだけ努力をしてもネットに敵うわけがありません。

店舗には店舗ならではの特色を出していく必要があります。

たとえば体験イベントやキャラクターのショーなど、実際に見て触れてができるのは店舗です。

日本のトイザらスはそういうところに力を入れていくようです。

 

トイザらスという店舗形態を日本に持ち込んだ藤田田(ふじたでん)氏。

あのマクドナルドを日本に持ち込んだのもこの偉人です。

先見の明がほしいなと思う今日この頃。

この偉人が日本に持ち込んだ功績が、今後どのように変化していくのか、注目していきたいとも思います。