徐々に冬本番が近づいてきたが、ずばり鍋が美味しい季節だ。
鍋というとレシピは無限、いい意味でとにかくなんでもあり。
気の合う仲間とつつくと会話も弾んでまた格別の美味しさ。
今日のニュースで、和歌山県みなべ町の堺漁港で34キロの大型クエが水揚げされたとあった。
魚にはけっこう共通すると思うのだが、見た目があんまりでも食べれば絶品、クエも例外ではない。
体長約130センチで34キロとなると、もはや魚のイメージの範疇にないので余計にそう思う。
ところで魚の名前とはけっこう面白いものが多いと個人的に思う。
たとえば表題のクエ、これはあまりのおいしさに他の魚が「食え(クエ)なく」なるからついた名前だ。
他にも高級魚として知られるノドグロ、文字通り口の下、人間でいうのどのあたりが黒いからだ。
また食べるときに皮をはいで調理されることからついたカワハギやウマヅラハギ。
あまりのおいしさに隣近所からご飯(ママ)を借り(カリ)てでも食べたいということからついたママカリ。
正式名称のサッパよりも認知度は高いはずだ。
さて少し話はそれたが、鍋の話に戻そう。
鍋は日常でもするが、年末年始の人が多く集まる機会にする鍋、となるとやはりいつもとは違う特別なものもしてみたいところ。
クエやノドグロといった高級魚の鍋などまさにうってつけではないか。
もちろんどこでも売っているわけではなく、たとえば市場や青空市場などに出向かなければいけないかもしれない。しかしきっとそれだけの価値はあるはずだ。
それに今はネットの時代、鍋セットというものも探せば絶対にあるはずだ。
いつもより少しいいものを食べて、一年の節目を祝いたいと思う。