大手スーパーイオンが2018年2月期決算の上方修正を受け、若手従業員とパート従業員にボーナスを支給するようです。
一人一万円、臨時ボーナスということになるんでしょうか。
若手というくくりがあいまいすぎてピンときませんが、なんにせよ従業員に還元するというのはすばらしいことですね。
今の時代、そこまで利益をしっかり出せていることが大前提としてさすがの一言です。
イオンというと、大阪では最近四條畷に超巨大なモールができたりなど、郊外に広大な敷地で建てることが多くなっています。
またダイエーを吸収合併するなど、その勢力をすさまじい勢いで伸ばしています。
ネットでの反響を見てみると、やはりすごい、うらやましいという声が目立ちます。
それと同じぐらいあるのが、職場環境の改善とありますね。
大手といえど、やはり店舗勤務というのはほんとにたいへんです。
自分も飲食業界などで経験してきましたが、たとえば営業時間が10時間だとした場合、早くても前後で1時間使うともう半日近くの勤務になります。
そこをうまく社員の引継ぎで労働時間を抑えられるならいいのですが、現実的にそれはほぼありえないと言います。
知り合いがスーパーで社員で勤めていますが、基本はオープンラストが当たり前。
飲食業界もそうですが、残業というのはもはや異世界の言葉とも言えるのがリアル。
ブラック企業をいう言葉もずいぶん当たり前になりましたが、そもそもホワイト企業なんていうのはほんとにほんとの一部でしょう。
超スーパー大手というよりかは、昔ながらのほんとに小さな会社なのかもしれません。
それだけ経営の中でも特に店舗経営というのは難しいということだと思います。
とはいえイオンが好調ということは、消費が好調ともいえるでしょう。
不景気というのがずっと日常にはなっていますが、ぜひともまた景気のいい時代に返り咲いてほしいものです。