大阪から島根にツーリング その2

コラム
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9月の三連休を利用して大阪から島根にツーリングに行きましたが、今回はその旅程の振り返りと、走ったからこそのアドバイスを書いていきたいと思います。
同じようなコースを考えている方には参考になるかと思います。

走行距離:743.4km
旅程時間:約23時間
ガソリン代:30.7リットル/4,543円
燃費:24km,148円/リットル

いつもツーリングは大体30km/hは走るので、今回はだいぶ燃費悪い、
高速での平均巡行速度がこれまでより10kmほど上げて80kmぐらいにしたからでしょうか。
70kmから75kmぐらいが、CB400SSにとってはベストなのでしょうか。

●大阪市内から鳥取自動車道に入るまで
大阪市内から西に抜けるには阪神高速が便利ですが、梅田から乗ると11号池田線で乗り継ぎが相当複雑なようなので、普段から慣れていないと迷うと思います。
200円ほど高くなりますが、少しR2を走って3号神戸線の海老江から乗るのがオススメです。

そして3号神戸線からそのままの流れで第二神明に移りますが、途中の湊川から31号神戸山手線に北上し、白川Jctから7号北神戸線に入り、伊川谷Jctで第二神明に入るというルートにすれば、210円安くいけます。
山手線の序盤のトンネル内の連続カーブはなかなかスリルがあり、夜の北神戸線はすでに寒いですが、交通量が少ない夜間ならオススメです。

そして明石西からそのまま加古川バイパス、姫路バイパス、太子たつのバイパスを経由。
福田ランプを下りてR179で、たつの市内に向かいます。
そのまま中国道佐用ICの案内が出てくるまでひたすら走ります。

ここでひとつ、給油に関して注意が必要に。
R179をそのまま素直にいってしまうと、夜に空いているガソリンスタンドがなんと鳥取市内までありません。
鳥取道を途中で下りればあるかも、でもあまり現実的ではない。
そこで山陽道をくぐってすぐの宮脇交差点を左折するか、龍野橋を渡っていったん左折(橋の上から見えます)するかで、給油をしておきましょう。

ここで給油をしておけば、あとは鳥取市内まで道なりです。
鳥取道に入る佐用平福ICの手前のコンビニで、少し休憩です。

ちなみに鳥取道の一般道路合流地点で、鹿が慣れた感じで道路を横切っていきました。
山間部の田舎ならでは、みなさんも気を付けましょう。

※画像はイメージ

●鳥取道から出雲大社、松江市内へ
鳥取道は全線無料でトンネルが多く、一車線の対面通行がほとんどのため、交通量が多い時間帯だとあおられることも多いと思います。
あおられても、あまり気にしないように自分のペースで走ることを意識していたほうがいいと思います。

そして終点は鳥取西ですが、鳥取ICで下りたほうが、市内への道はわかりやすいかと。
R29を北上しR9にあたると、鳥取砂丘は右折、市内や島根県方面は左折です。

このR9はほぼ東西一直線のとても走りやすい道。
ただ山陰道というだけあってこの道以外にもほぼ抜け道がなく、休日の日中はほんとに道が混みます。
特に米子~松江の有料区間、ここの下道はけっこうつらい。
二輪だと500円ほどなので、有料のまま乗ってしまったほうが得策かと思います。

そして鳥取市と米子市のちょうど中間点ぐらいのところに、「青山剛昌ふるさと館」があります。
名探偵コナンの里、ここはぜひとも立ち寄りたいスポットです。

R9をひたすら西進し、中海、宍道湖を右手に快走。
混んでない時間帯だったら下道でも十分ですし、湖をすぐ横目に走るのはなかなかいい感じです。

そして宍道湖を抜けたあたりで、ひとっ風呂浴びるべく湯の川温泉へ。
一番奥だと思われる四季荘で日帰り温泉へ。

この松江出雲近辺で入れる日帰り温泉は、ほとんどが10時から。
すべてを完璧に調べたわけではないですが、四季荘だけは6時から9時までが入れます。
この早朝から利用できるのは夜型ライダーにはありがたい。

そして出雲大社へ到着。
一時と比べると参拝者の数は落ち着いたようですが、それでもやはり周辺は車に観光バスに、多くの人が訪れていました。

境内までの道のりには、多くの松が植えられていました。
しかもどれも大きくて立派。
これは見応えがありました。

中には枝の伸び方がすごく、添え木をしてあるのもチラホラ。
まだ添え木をするには至ってないけど、というのがとにかく迫力ありました。
出雲大社に来て松に感動するってのもどうかと思いましたが、感性は人それぞれですので仕方ないかと。

ちなみに出雲大社は大きなしめ縄が有名ですが、とにかく敷地が広かったです。
なので人が多くなっても、ある程度はゆったりできるのかなとも思います。
無事に、出雲大社ならではの、「二礼四拍手一礼」を済ませました。

そして駐車場も多くあるのですが、自分が停めたところが運悪く公園のような場所(ヒキが悪い)。
つまり地面が土というか砂利になっています。
試しにサイドスタンドを立ててみると、やはりちょっとめり込む。
これでは参拝も気が気ではありません。
幸いにも駐車スペースが区切られているわけではなかったので、排水用か何かの小さなマンホールの上に駐車。

たまに見かけるサイドスタンドの受け皿になるプレート。
これの必要性を初めて実感しました。
たぶん厚めの木の板とかでもいいと思うので、自作でもいいから携帯しておかないと。

そして松江市内へ。
今度はR431で、宍道湖の北岸を東進。
おそらくこっちのほうが交通量は少ないと思うので、時間帯によってR9との使い分けができます。
10時を過ぎていれば日帰り温泉もチラホラありますし、けっこう楽しめると思います。

●松江市内から境港、水木しげるロード、青山剛昌ふるさと館、そして大阪へ
松江市内からは、境港の水木しげるロードへ。
こちらはこのままR431で向かいます。
広い道ではないですが、交通量も少なく走りやすい道。
順調に小一時間で到着です。

ちなみに中海にある大根島は、観光にもなかなかいいと友達のお父さんに教えてもらいました。
橋で陸続きになっているので、次はぜひ経由していきたいと思います。

ここからコナンの里である青山剛昌ふるさと館まではまた小一時間。
R431をどれだけ早く抜けられるか次第ですね。

ここまで帰ってくればあとは大きな道のみ。
鳥取道は雨の中の走行になりましたが、出口すぐに道の駅があるところもあるので、休憩を取りながら進めます。
そして佐用ICからそのまま中国道に入るので、無料区間だけの利用の場合は平福で下ります。
ただ帰りは一刻も早く休みたいので、やはりそのまま高速で帰ったほうがいいかなと。
佐用から川西までで2,500円ほどなので、意外に安く済みます。

実際に走ってみて、流れや気付いた点はこんな感じです。
高速と下道をうまく併用すれば、お金もストレスもあまりかからずに走れます。

毎年行っているので、また来年も行くでしょう。
次は違うルートを考えています。
先に豊岡まで北上してしまうのはどうでしょうか。
なんとなくきついような気がしますが、いい経験にはなるかなとも思います。

今回のツーリングで感じたことは、防寒防風と急な雨にもそのまま対応できるカッパは、やはり最強のツーリングウェア。
バイク用、スポーツ用、アウトドア用のものは、動きやすい作りになっています。

そして同じく防水スマホケース、これはスマホ用タッチペンかスマホ対応グローブがあればさらに最強でしょう。
ケース越しだとタッチの感覚も違ってきますので、いろいろ試してみるか、アルミホイルを巻いたペンで自作するのがよさそうです。

これからの季節、一般的にはツーリングのオフシーズンです。
ただ強い心を持ち、装備や服装をしっかりとしていればいけるはずです。
その予定はまだありませんが、とりあえずエア冬ツーリングから始めてみようかと思います。

今回のツーリングの大まかな流れの紹介はこちら!