エアコン 除湿 電気代

コラム
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エアコンが手放せなくなった日本の夏ですが、そこで気になってくるのが電気代です。
付ける付けないの話ではありません。
もう付けずに我慢するというのは出来ない時代でしょう。
少しでも電気代を抑えるにはどうしたらいいのか、というのは尽きない悩みです。
エアコンの電気代に関しては、2つの視点から見ることができます。

●こまめに消すのかつけっぱなしなのか
定番のネタですが、やはりまずはこれでしょう。
仕事などで何時間も家を空けるときはもちろん切りますが、たとえばちょっとした外出の場合、どちらがお得なのでしょう。
これに関しては、外気温が高い昼間はつけっぱなし、気温が落ち着いてくる夜はそれなりにこまめに、というのが定説です。

エアコンがもっとも頑張るのは、付けてすぐのときです。
設定温度を目標に、一気に冷気を出してきます。
ある程度まで下がるとあとは徐行運転、その温度を保つように穏やかになります。

日中にこまめに消してしまうと、最初の頑張りを繰り返すことになるので、実はより電気代がかかることになるようです。
逆に夜になると、消してまた付けてもそこまで頑張らなくてもいいので、こまめがいいとされています。

これに関しては、ダイキンの公式HPで実験が行われていますので、参考になると思います。
http://www.daikin.co.jp/kuuki/results/05/

目安で日中で35分、夜で18分だそうです。
18分、個人的にすごく微妙な時間です。
消してしばらくしてまた暑くなってくるのが大体それぐらいの時間な気がします。
しかも今や熱帯夜が当たり前、夜もつけっぱなしのほうがいいのかなとも思います。
自分はこの季節は、家にいるときは常につけっぱなしです。

●ドライ(除湿)と冷房
日本の暑さの原因は、気温だけでなく湿度の高さもあります。
まとわりついてくるような暑さが不快感を高めます。

そこで活躍するのがエアコンのドライ機能。
湿度を下げる効果が期待できます。
そして除湿でも夜なら寒いと思えるぐらいの冷たい空気が出てくるので、自分は冷房ではなく除湿を使っています。

ではこの除湿と冷房はどちらが電気代が安いのかということですが、これもまたダイキンのHPにいい資料がありました。
http://www.daikin.co.jp/naze/html/a_4.html

これによると、基本的には除湿のほうが安くなるみたいです。
環境によって違いはあるようですが、真夏では冷房よりも除湿のほうが安くなるようですね。
温度と湿度のどちらを優先したいかで、使い分けをしたほうがいいようです。

特に個人的に除湿が重宝するなと思うのは、外に干した洗濯物を取り込むときです。
休みの日でもないかぎり、どうしても洗濯物を取り込むのは夜になります。
そうすると、乾いてはいるけどどこか湿気ているような質感があります。
そこでドライモードの部屋で1時間ほど置くと、スッキリさらさらになった気がします。
実際どうかわかりませんが、きっと間違いない。

ただこの除湿モード、唯一気がかりなのはエアコン内のカビですね。
当然冷房よりもエアコン内を水分が多く循環することになりますから、カビが発生しやすくなるはずです。
ただでさえエアコンはカビの温床になりやすいですし、これは知っておかなければいけません。
簡易のエアコン洗浄スプレーを季節ごとにしていますが、ほんとなら業者に頼んでクリーニングしてもらいたい。
宝くじでも当たったらすぐにしてもらうんですが。
買ったことないけど。

今や室内でも熱中症になる時代。
電気代節約は大切ですが、付けるかどうかの次元の話はもう時代錯誤です。
大前提は快適に過ごせることなので、無駄な節約はしないほうがいいですね。

それでも節約したいなら、夏以外にすればいいだけの話です。
というよりも、夏でもエアコンでも関係なく節約すればいいだけの話です。
外で買うお茶を、家で沸かしたものを持ち歩けばそれで100円の節約です。
仕事帰りに小腹が空いてコンビニで買ったお菓子、帰ってからの晩ごはんまでちょっとだけ我慢できればさらに100円です。
この200円を10日も達成できれば、夏はエアコン使い放題です。
今年の酷暑も、颯爽とやり過ごしましょう。