パラグアイ チラベルト

コラム
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サッカー日本代表がパラグアイに勝ちました。
Jリーグも日本代表も全然知らないので、今なんの試合なのかも実は知りません。
ですがパラグアイ代表というのに興味を持ちました。

自分の世代でパラグアイ代表といえば、ずばりチラベルトです。
世界でも他に例を見ない唯一無二のゴールキーパーです。

それはなぜか、ずばり、PKキッカーのゴールキーパーです。
普通はフォワードとかの選手が蹴りますが、パラグアイ代表ではGKのチラベルトが蹴ります。
止められると、全速力で自陣のゴールに戻ります。
ですが本人曰く、自分がキーパーだからキーパーの気持ちがわかるから有利だ、とのこと。
ものすごく正論なのですが、外した場合はともかく、仮にキャッチされて止められたらどうするんでしょう。
たしかその実例はないはずですが、おそらく世界唯一の存在でしょう。

そういえば大谷選手が二刀流でがんばっていますが、ある意味チラベルトもサッカー界の二刀流でしょうか。
サッカー界では複数のポジションをこなす人は多くいますし、野球とは意味合いもまた変わってきますが。

そしてパラグアイといえば、似た名前のウルグアイ、そしてウルグアイといえば、世界最高のレフティーのひとり、アルバロ・レコバですよ。
我が強すぎてセリエAではそこまでの結果は残せませんでしたが、彼の放つフリーキックは、世界中のサッカーファンの記憶に残っています。

フリーキックといえば、ロベカルかレコバ。
レフティーの彼らに共通するのは、強烈な威力と、力学を無視したボールの軌道です。
今は無回転のゆったりとしたシュートが流行っていますが、彼らが左足から放つシュートはそんなやわなものではありません。
その軌道は明らかにゴールマウスとは別の方向に飛んでいっています。
でもある地点から思い出したかのようにゴールに向かっていく。
その一蹴りにどれだけのサッカー少年が夢を見たか。
今見ても、何度見ても、思わず笑ってしまいます。

さて、そんなサッカーですが、日本代表も今は何かの大会に向かって戦っているでしょう。
相変わらず知りませんが、夢を与えるプレーを期待したいところです。