日本人が大好きな食べ物ウナギ、そのウナギが絶滅危機に瀕している。
ニホンウナギの稚魚であるシラスウナギが、今期極度の不漁で前年比が1%だそうだ。
まだ漁が解禁されてからそんなに経ってはいないが、このまま不漁が続くとたいへんなことになる。
価格が上がるだけならまだしも、夏の風物詩の土用の丑の日も、真剣に考え直さなければいけない時がきているとも言われている。
稚魚がとれなくなった要因として考えられていることはいくつかある。
海流の関係や護岸工事による河川の環境の変化、中国や台湾も漁獲をしていて数そのものが減ったという点など様々だ。
ウナギのかば焼きやうな重は、いつもより高級な食事としてもとてもおいしい。
このまま数が減り続けると、来年のワシントン条約締約国会議で国際取引の規制対象となる可能性があるらしい。
そうなるともう食卓には並ばなくなってしまう。
なんお知識も技術もない消費者ではあるが、専門家の方には奮起してもらいたいと願うばかりだ。