平成の大改修を終えてしばらく経った世界遺産・姫路城。
その優美な白いたたずまいから、白鷺城の別名を持つ。
姫路駅を出てすぐ道路の先に堂々とたたずむ姿は、まさに城下町・姫路といったところか。
かなり久しぶりに今日行ったのだが、昔と比べるとやはり外国人の数がはんぱではない。
平日だとむしろ日本人よりも多いと思う。
パンフレットなどの案内も英語・中国語など各国のものを用意、国宝から世界遺産となっただけはある。
そして城内もとても立派だ。
現代の手が入りすぎずに、戦国時代の息遣いを間近で感じれるような箇所を多数ある。
JR姫路駅も昔と比べるとずいぶんと立派になっており、なかなかの観光都市になっていた。
そんな姫路の銘菓といえば、やはり御座候だろう。
一般的には回転焼きといわないと通じないかもしれないが、やはり御座候は御座候だ。
ギリギリまで惜しみなく詰められた具、思いきりかじりついても中身が横から突き破らない弾力も味もある薄皮。
そしてひとつ80円程度という現代においても奇跡の低価格。
小腹を満たしたいとき、ちょっとした手土産に、これほど重宝するものはほかにないのではないか。
駅構内や改札内に多く店を構え、誰が見てもわかる完全な出来立てを買えるのも魅力的だ。
花より団子、ではないが、姫路城より御座候。
姫路に行く時だけでなく、駅で見かけたらついつい手をのばしてしまう懐かしい味だ。