東京優駿 日本ダービー

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今週末の日曜日は、東京競馬場で東京優駿が開催されます。
日本ダービーという呼び名のほうがなじみは深いでしょうか。

このレースは、JRAが主催するレースの中でも、最も格の高いG1レース。
さらにその中でも、年の暮れに行われる有馬記念と並ぶ大きなレース、それがこの日本ダービーです。

このレースが大きな注目を集めるのは、まず世代限定で3歳馬しか出られないということ。
つまり一生のうちで一度しか出ることができません。
そしてその3歳限定の一連のレースをクラシック戦線といい、中でもこの日本ダービーは伝統もあり、距離やコースなどなどからこれから世界に羽ばたいていくその第一歩となるようなレースです。

馬の年齢はいわゆる数え年になるので、1月1日になると全馬が歳をとります。
デビューできるのは2歳の6月から。

このダービーが終わり、その翌週から2歳馬のデビュー戦が始まります。
その馬たちが年を明けて3歳になり、生涯一度だけ挑戦できるレース、それが今週末に行われる日本ダービーです。

競馬のことをなにも知らなくても、ディープインパクトという馬の名前はきいたことがあるという人は多いのではないでしょうか。
すべてのホースマンが目指すこのクラシックの舞台を、別次元の強さで無敗で駆け抜け、国内では13戦12勝2着1回の戦績を残した名馬。
奇跡に最も近い馬、近代競馬の結晶と呼ばれる、競馬という枠を超えて知られる存在です。

このダービーの週は、日本全国各地でそれに合わせたイベントも行われます。
人が多く集まる駅周辺や、電車の吊り広告にもダービーの文字が。
まさに日本中を巻き込むイベントです。

当日の東京競馬場には15万人のファンが集まり、熱狂の2分25秒の戦いが行われます。
今年はどの馬が、3歳馬の頂点に輝くのか。

ちなみにディープインパクトが国内で唯一負けたのは、有馬記念、勝ち馬はハーツクライ。
因縁ともいえるこのディープVSハーツは、今年のダービーはもちろん、何年経ってもその子供たちに受け継がれていきます。
競馬が単なるギャンブルではなく多くの人に親しまれているのは、この血統を紡いでいく人馬の歴史に他なりません。
今年は一体どんなドラマが待っているのか。
またダービーの後から始まる新馬戦では、どんな未来のスターホースが生まれるのか。
府中2400mから、今週は目が離せません。