人類、特に日本人女性のおいて永遠のテーマ、ダイエット。
もちろん男性でもそうですが、ダイエットまでいかなくても体重や体形を意識したことがない人のほうが少ないのではないでしょうか。
ダイエットの方法というとありとあらゆるものがありますが、ここ最近よく話題になっているのが糖質制限ダイエットです。
米や麺やパンといった炭水化物の摂取を抑えるちいったものですね。
とはいっても米は日本人の主食でおいしいですし、麺やパンも米の合間に食べたくなりますよね。
そして麺類というとうどんやそばの他に、パスタもかなりの人気です。
そんなパスタですが、糖質制限ダイエットに思いきり引っ掛かりそうなイメージがありますね。
ですがこの度カナダの病院の研究チームによりますと、なんとパスタはダイエットに影響がないというのです。
それどころか逆に、減量効果が期待できるとあります。
そもそも糖質制限ダイエットというのは、血糖値を上げやすい糖質を多く含む食品をとらないでおこうというもの。
なのでお米をはじめとした炭水化物や甘いものが目の敵にされるわけです。
そして各食品の血糖値を上げる度合いを数値化したのがGI値。
この値が大きいほど血糖値が上がりやすくなります。
上がった血糖値は元に戻すために下げなければいけません。
その時に発生するのがインシュリン、これが脂肪を作るもとになるのです。
早食いが太るというのは、満腹感の関係もありますが、血糖値が急激に上がるためという理由もあります。
さてこのGI値、パスタのそれは他の炭水化物食品に比べると低めのようです。
GI値が低いということは糖の吸収が穏やか、結果として血糖値の上昇も穏やかになります。
つまりインシュリンの分泌も少なくなるため、脂肪が作られにくいということですね。
この研究によると、延べ2,500人の研究者に対して32回もの研究を行っており、パスタを主食をしていたグループはむしろ減量に成功しています。
GI値が低い食品のほうが空腹を満たす効果が高いということになります。
これなら糖質制限ダイエットでもパスタを毛嫌いする必要はなさそうですね。
むしろパスタはソースやオイルが高カロリーになりがちです。
こちらから摂るカロリーのほうが大きくなりがちなので、そこを注意してパスタもしっかりと楽しみたいですね。
やはり食というのは我慢しすぎずしっかりと食べてこそですから。