大河ドラマの西郷どん(せごどん)でも話題の鹿児島県。
その鹿児島県沖にある海底火山、鬼界カルデラ。
名前からしてすでに仰々しいが、その海底火山の中に、世界最大規模の溶岩ドームが作られていることがわかった。
調査を進めていたのは神戸大学の海洋底探査センターだ。
溶岩ドームということは、その中に火山がまるまるひとつあるような感覚だ。
さらにはまだ噴火活動を続けているという。
海底火山なので、地上にあるのとは噴火の影響などもまったく変わってくるだろうが、まだ活動を続けているというのはなんとも気味が悪いものだ。
地上に直接溶岩が降ってくることはないかもしれないが、津波のような被害が出るであろうことは想像に難くない。
火山による被害というと、ついこないだの話になるが、箱根でスキー場に噴石が降ってきて、自衛隊員の方がなくなっている。
天災による被害は突然だったり防ぎようのないものだったりすることが多い。
それだけに、今回のことも大事には至らなければと思う。
調査はこれからも続いていくという。
全容の解明と、可能であるならなにか対策ができればと思う。