いつのまに1月最後の日が来たのだろう。
先延ばしにしていた初詣にもまだ行っていないというのに、月日が流れる早さには驚かされるばかりだ。
そしてそんな1月最後の日は、2015年4月4日以来となる皆既月食が全国で観測できる貴重な日だ。
およそ21時前から始まり、22時半ごろから約1時間ちょっとの間が皆既月食となる。
そして月が変わって2月に入りまもなくするとまたいつもの月に戻るようだ。
日本全国でこれだけの長時間観測できるというのは非常にめずらしいとされており、まさに天体の神秘を間近にその目で確認できる貴重な機会だ。
特に冬の夜というと空気が澄んでおり、星も一年を通して圧倒的に美しく見える。
とにかく暖かい格好をして、人生のうちで何度かしか見れない神秘的かつ貴重な体験をぜひとも体感したいと思う。
ちなみに次は2022年11月8日だそうで、やはり今回は貴重な機会だ。
月食の起こる仕組みは理科の授業でならったとおり、すごく単純なものである。
月が輝いて見えるのは太陽の光を反射しているからだ。
つまり地球が邪魔をして太陽の光が届かなくなる時、太陽ー地球ー月が一直線になるときに起こるというわけだ。
もっとも月は1日で地球を一回転するため、それだと毎日そうなるのではとも思ってしまうが、そこはそう単純な話ではない。
詳しい話は国立天文台のホームぺージをはじめとした専門家にお任せする。
とにかく今日は貴重な日になる。
神秘の天体ショー、思う存分楽しみたいと思う。