昔から大好きなマンガに「攻殻機動隊」ってのがある。
インターネットがこれだけ普及してもいない時代から、コンピューターやネットワーク世界でのやり取りなどがかなり明確に描かれているマンガ。
ネットワーク社会ってのがどのようになっていくかがすさまじい先見性で捉えられていて、今後もその世界に近づいていくんだろうなぁと思わせてくれる。
そんな「攻殻機動隊」なんだが、作品中で機動AI、つまりロボットの「タチコマ」というのが出てくる。
AIなのでプログラムなのだが、プログラム故にネット上を走り回ったりハッキングしたり侵入したり(一緒か)することができる。
侵入するだけでなく、侵入してきた敵やプログラムをブロックしたりブロックすると同時に相手の回線を焼き切ったりすることもできる!
こういった攻殻機動隊の世界になくてはならないタチコマだが、このテクノロジーを現実的にしていこうというプロジェクトが実際に開始になる。
それが
「タチコマ・セキュリティ・エージェント」だ!
これはソフトとして開発され、悪質なWebサイトへのアクセスをブロックしたりサイバー攻撃に対処できるように自動的に成長する。まさにタチコマのような自動AIだ。
今年中(2017年)にPC向けに無料配布されるらしく、実証実験が始まるとのことだ!
攻殻機動隊が大好きな人たち(30~40代が多い)はどんどん実験に参加してもらいタチコマの開発に協力しようではないか!
電脳化まではいかずとも、電脳通信のようにスマホがなくても通信ができる世の中になるのも近いかもしれない。
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